アダルトチルドレンの特徴について
アダルトチルドレンとは、幼少の頃の色んな心の傷、特に家庭内トラウマで傷つき、大人になっても社会生活や人間関係に悪影響を及ぼしていることを言います。※日本では、横川和夫さん著の「仮面の家」がきっかけで広く知られるようになったそうです。
英語で言うと、Ａｄｕｌｔ Ｃｈｉｌｄｒｅｎ ｏｆ Ｄｙｓｆｕｎｃｔｉｏｎａｌ Ｆａｍｉｌｙで、頭文字を取ってＡＣと表現することもあるそうです。
アダルトチルドレンは病気ではありません。
心が非常に苦しい状態で、ありのままに振舞う事ができず、そのように振舞うことに抵抗を感じている方たちの総称です。
アダルトチルドレンの人達には様々な特徴があるのですが、ざっと並べてみれば以下のような特徴があります。
・自分に対して自信がない。
・自分を認める事ができない。
・自分が悪いと思い込んでしまう。
・対人不安。
・厳しすぎるほどの自己批判と他者批判をする。
・敵か味方かで人を判断する。
・人を信頼出来ない。
・他人に見捨てられることへの不安。
・理想が高く完璧主義。
・過剰な責任感。
・白か黒、ＹｅｓかＮｏかみたいに思考が二極化、曖昧性の排除。
・マイナス思考。
・自分で決断できず、人に意見を求める。
・過去にたいする怒り、特に親に対して強い怒りをもつ。
・何が正しいのか分からない。
・何をしていいか判らない。
・漠然とした不安感や空虚感、孤独感がある。
・怒りをコントロールできない。
現在、社会問題となっている、引きこもりや不登校、家庭内暴力、凶悪犯罪、キレる、ネグレストなども、アダルトチルドレン理論と密接に関わっていると言えます。
